高齢者さんとの体操

 週に1回ほど、都内の高齢者会館で体操の指導をしています。11月に入り朝は大分冷えてきましたが、日中は夏日の暖かさ(暑さ?)で気温差の大きい日となりました。いつものように皆さんに体調をお伺いして、呼吸観察をして、体操を始めています。年を重ねると膝、腰に痛みを抱える方が多くいらっしゃいますので、まずは無理せずできる範囲で動いて頂くよう伝えています。

 しかしですね、大体の方が頑張り屋さん気質でして、『アイタタタ…』という声を発する方もチラホラ。(笑)決して頑張っちゃいけないわけではありません。チャレンジ精神素晴らしいです!意外と頑張らない方が難しいのかなと最近思うのですが、そこを上手に伝える術を今は検討中でございます。

 いつも楽しくレッスンを受けて頂けるようお伝えしています。そして今日は“腕を遠くへ伸ばして、肩甲骨や背中、脇腹をストレッチしよう!”という動きを『遠くの人と握手しましょう』と伝えてみました。皆さん少し微笑んでいたので、何となくこの例えも伝わったかな?伝わってるといいんですが。(笑)

 ヨガやストレッチ、ピラティスなど、体をゆっくり動かして柔軟性や筋力を付けていく動きの場合、どうしても伝え方が単調になって、生徒さんも頭の中???ハテナだらけになる気がします。特に聞いたことのない筋肉の名称、ポーズの名前など、続けていると覚えるのですが始めは難しいですよね。楽しく続けるには、やっぱり日常生活にリンクした表現が一番ピンと来るのかな、というのが今の私の考えです。

 ”片手を頭の後ろに持って行って”と伝えた後に『セクシーポーズですよー』と付け加えたりして、笑いを誘うこともしたりして。全然おもしろくなかったらゴメンナサイ。笑いのセンスの有無はともかくとして、分かりやすさプラス笑うことで余分な力を抜いてもらえたらいいな、というのが狙いでもあります。

 レッスンの中でよく伝えるのが、『ため息つきましょうね』です。体は緊張していると筋肉も硬くなって酸素と栄養が不足します。そして息を吐いたときに弛緩して、血流が良くなり、筋肉も柔らかくなっていきます。冗談を言いつつ、しっかり裏の目的があるんですね~。(笑)

 ですので、皆さんも体を動かすときは大きく深呼吸をすること。そして、笑顔で取り組んでみてくださいね。程よく力が抜けて、呼吸もラクになりますし、運動も継続しやすくなります。ストイックな継続もいいですが、楽しいとより続けやすくなるのではないかな~?と思います。