目を閉じること

皆さんこんにちは。

5月も終盤を迎え、暑い日と涼しい日が交互にやってきています。体調を崩されている方もいらっしゃるようなので、十分お気をつけてお過ごしください。

さて、いつもヨガのレッスンでは、目を閉じてアーサナ(ポーズ)を行って頂いています。伝統的なヨガは鏡を使わず、目を閉じて、自分自身と向き合う時間です。

ある生徒さんから、このような感想をいただきました。『今日ほとんどの時間、目を閉じてヨガをしました。いつもより自分に集中できて、呼吸も長くなった感じがします。』

本当にその通りで、私も日々気づかされることの一つです。集中のレベルが一段上がった、そんな風に感じます。目から入る情報がなくなり、周りの人や環境と比べることをしなくなります。周りに向いていた意識が自分の心や体に向き、自然と自分自身との対話が生まれます。

ただ、今、ここにある自分をそのまま受け入れる。たったそれだけで、安心感が広がり、呼吸はゆっくりと長く保たれ、体はさらにリラックスへと導かれていきます。ありのままの自分、今在るこの自分、これでよかったのだ、と心から受け入れることができます。

初めは不安で目を閉じられないかもしれません。けれども、アーサナに慣れたころ、ぜひ目を閉じてご自身の内側に向き合ってヨガの時間を過ごしてみてください。今までのヨガが、違った形で目の前に現れ、新たな気づきをもたらしてくれることでしょう。

その気づきは人それぞれですし、タイミングや中身も違うことでしょう。ですから、焦ることなくあなた自身のペースでヨガの時間に身を委ねてみてください。

握っていたこだわりを一つひとつ手放して、心や体を開放し自由になっていくと、自分にとっての心地よさを知ることができるでしょう。

ヨガはいつもあなたの側にあり、味方であり、フラットでやさしい存在です。