部分から全体へ

皆さん、こんにちは。3月も半ばを過ぎ、お彼岸の季節となりました。

寒暖差の大きい春は体調変化も起こりやすいので、無理なくお過ごしくださいね。

ブログのタイトルを見ると「何のこっちゃ?」ですが、意外と大事な視点かなと思いますので、本日はコレをお話していきたいと思います。

早速ですが、皆さんが体のある部分をケガしたとします。すると、まずはその部分を治そうとしますよね。

例えば、転んでヒザをすりむいて出血したら、洗ったり薬を塗ったり絆創膏を貼ったりしますね。

でも、そもそも何でヒザをケガしたのか?というと、よそ見をしていたとか、足がきちんと上がっていなかったとか、ヒザ以外の所に原因があったりします。

要は、ケガ(部分)のみを見ても根本的な解決には至らず、それ以外のところを含めて全体を見渡すと解決に向かうということです。

ヨガもポーズの出来にこだわりやすい方がたまにいらっしゃって、「先生やみんなのようにできません」と言って、途中で止めたり(笑)、ハナからやらなかったり(笑)、すごく悔しがったり(笑)、いろんな反応を頂きます。

これはヨガのいけないイメージですが、「ちゃんとポーズができないといけない」という観念が独り歩きして邪魔をするんだろうと思います。

しかし、私たちの体は一人ひとり個性があり、同じように動くことはできません。

だから、今の自分が心地よくできる形でポーズを取ってもらっていいのです。

腕が上がらなければ上がるところまででいいですし、大きく捻ることができなければ小さくてよいのです。

そもそもちゃんとやろうと気負わなくていいのです。自分の体全体のバランスをよく観察していくことが最も大切です。

「今はココがちょうどいい」そう思う場所があります。でも、それが見つからなくてもいいです。

なぜなら、「分からない」という過程に今あるからです。

そうして一つひとつのこだわりを捨てて、本来の自分自身に戻っていくことが「ヨガ」です。

ポーズを取ることだけがヨガではないということです。

こだわってしまう自分、比べてしまう自分、焦ってしまう自分、そういう自分にまずは気づいて手放していきます。

手放すことは簡単にいかないかもしれません。それすらもOK!としてみてください。

心の癖も体の癖も一朝一夕には手放せないことでしょう。

何度も何度もヨガのアーサナと哲学を繰り返し学び、自分と仲良くなっていくことがポーズを深めるコツとも言えます。

心も体もリラックスして、部分的な視点から全体的な大きな視野へと広げていきます。

自分の全体性を知り、ゆっくりと大切に育てていきましょう。